ラノベ生活365日

主におすすめのラノベを紹介していきます。

ライトノベルを読もう

 こんにちは、名無しのラノベ読みと申します。趣味はラノベを読むことです。

 最近、ライトノベル(以降ラノベ)業界では、なろう系(異世界転生、転移物)のラノベが猛威を奮っています。アニメ化されているラノベを見ても、なろう系が増えていますよね。もちろん、なろう系でも面白い作品はあります。実際私もなろう系のラノベも読んでいます。

 しかし、なろう系のラノベ・アニメは、癖が強く、ラノベ自体に忌避感を抱く人も沢山いると思います。そんな人たちに声を大にして言いたい。

「面白いラノベも沢山あるぞ!!」

という訳で、このブログでは、主に面白いラノベの紹介していきたいと思います。

 

ライトノベルの紹介と評価【恋愛、青春系】(ネタバレ無し)更新中

今回の記事では、今まで自分が読んできた【恋愛、青春系】ラノベの軽い紹介をしていきたいと思います。 おすすめ度も書いていきます。極力ネタバレはしないように気を付けて書いています。おすすめ度はあくまで自分の独断と偏見です。

おすすめ度S ・・・傑作、ラノベ初心者にも読んでほしい作品。

おすすめ度A・・・名作、ラノベ読みなら是非読んでおいてほしい作品。

おすすめ度B・・・秀作、少し癖のある作品だが面白い、一度買って読んでみてほしい作品。

おすすめ度Ⅽ・・・良作、癖のある作品だが、属性が合えば面白い作品。

おすすめ度Ⅾ・・・凡作、個人的には合わなかった作品。しかし、人気はある。

 

青春ブタ野郎シリーズ【おすすめ度S】 作者:鴨志田一 全7巻(未完)

 タイトルだけで忌避している人も多いのではないだろうか?しかし、ラノベとしてはかなりレベルの高い。ネットで都市伝説となっている「思春期症候群」。そんなオカルト染みた出来事がこの作品の主人公、梓川咲太の周辺で引き起こる。この現象を解決するために咲太は奮闘する。

 まずこの作者の地の文は面白い。そして毎巻の終盤のカタルシスは鳥肌もの。6、7巻は感動すること間違い無しだろう。主人公はもちろん登場人物全員に好感が持てるというのも好印象。

 

冴えない彼女の育て方【おすすめ度A】 作者:丸戸史明 全16巻(本編は12巻、未完)

 アニメ化もされたこの作品。この作品はハーレム要素があるので、そういった作品が受け付けない人は気を付けてほしい。ストーリーは主人公の安芸倫也は女の子と一緒に神ゲー目指して、ゲーム作りに邁進するといったものである。

 この作品の魅力は、女の子が可愛いことにある。ヒロインそれぞれに魅力、フェチが詰まっている。女の子が可愛いだけでなく、ストーリーも熱い。7、8巻が特に熱い。熱くて、萌える。そんなラノベ

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 。【おすすめ度A】  作者:渡航 全15巻(本編は12巻、未完)

    言わずと知れたラノベ界でNo.1とも言われているこの作品。アニメ化も勿論されている。文章のレベルもそれなりに高く、露骨なサービスシーンもほとんどない、学園ラブコメラノベを読み始めた人にもおすすめの一冊。

   この作品の魅力は主人公、比企谷八幡だろう。独特でひねくれた一人称。そして、主人公がカッコいい。そんなカッコいい主人公と自分が重なってみえる点もこの作品の魅力。学生時代特有の悩みや葛藤が上手く書かれている良作。

 

とらドラ! 【おすすめ度A】作者:竹宮ゆゆこ 全13巻(本編は10巻、完結)

   アニメ化もされたこの作品。女性の作家だということもあって、女性人気もある珍しい作品。少女マンガとラノベを足して2で割ったような作品。

   序盤はコメディー要素が強いが、中盤終盤になると、登場人物の掘り下げられて、悩みや葛藤が浮き彫りとなる。他の作品と比べると重い作品だが、文章自体はフラットで、ライトノベルらしい場面も沢山あるのでサラサラと読むことができる。物語終盤のカタルシスは秀逸。アニメも面白いが、原作はそれ以上に面白い。是非読んでみて欲しい。

 

”文学少女”シリーズ 【おすすめ度A】 作者:野村美月 全12巻(本編8巻、完結)

  いい意味でラノベらしくない作品。物語を食べるヒロインと物語を作る主人公が織りなすラブコメ(ミステリー要素もあり)。

 元ネタとなっている作品を読まないとちょっとわかりにくいところがある。逆に元ネタとなっている作品を読んでから、このラノベを読むと解釈が更に深まる。しかし毎回ドロドロとしていて重たいので、敷居は高めかもしれない。普通のラノベに飽きた、一般小説は重過ぎるけどラノベは軽すぎると言った人にはおすすめの作品。

 

涼宮ハルヒシリーズ【おすすめ度A】作者:谷川流 全11巻(本編7巻、未完?)

 ライトノベルという言葉を世間に広めたと言っても過言ではないこの作品。性格、言動と共に変なヒロイン、涼宮ハルヒと「ただの人」である主人公のキョン(名前はわかっていない)SOS団を発足させるというのが物語の始まりである。

 未完となっているが2011年以降新刊は出ていない。しかし、11巻で話はまとまっているのでそのまま完結という形になっても不自然ではない。完結しない可能性が高いから買わないというのはもったいない。超個性的な登場人物が織りなすストーリーをキョンの独特の一人称で綴る。ラノベの原点となった作品。是非読んでみてほしい。

 

バカとテストと召喚獣【おすすめ度A】作者:井川堅二    全18巻(本編12巻、完結)

    アニメ化もされたこの作品。バカな主人公、吉井明久が最底辺クラスのFクラスから抜け出そうと奔走するラブコメ

    本作の魅力は、テストの点数に比例した強さを持った召喚獣を召喚できるという設定と、ギャグのセンスのよさだ。もちろん、最底辺のFクラスが様々な策で他のクラスを倒す爽快感もある。笑えるラノベを読みたいのならまず読んでみて欲しい作品だ。

 

さよならピアノソナタ【おすすめ度A】作者:杉井光    全5巻(本編4巻、完結)

    ラノベでは珍しい音楽を扱うラノベピアノソナタという題名だが、バンドもの。作者の杉井光先生は神様のメモ帳というラノベも書いているが、個人的にはこの作品の方が面白い。主人公、桧川直巳が天才ピアニストだった蛯沢真冬と出会い、ロックバンドを結成して活動する。

    作中に書かれている曲は、実際に存在する曲らしい。自分は音楽に興味がないため、知らない曲だらけだったが、普通に楽しめた。音楽を文章で表現して成功した、数少ないラノベ。音楽かける情熱と思春期ならではの恋愛、バットエンドではないのに読み終わると、なぜか切なさが沸き上がってくる不思議な作品。

 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない【おすすめ度B】作者:伏見つかさ  全12巻(完結)

    アニメ化もされたこの作品。ひょんなことから、主人公の高坂京介が実の妹である桐乃が隠れオタクだと知る。それ期に冷えきっていた兄妹関係に変化が見られ、京介と桐乃も変わっていくというラブコメである。

    この作品は、結末が批判された。ネタバレになるため、説明はしないがスッキリとした終わりの物語を読みたいのならこの作品はおすすめできない。しかし、この作品のクオリティは高く、結末も個人的には納得できた。なお、この作品はゲーム化もされている、そのゲームでは完全なハッピーエンドで終わるので、原作を読んだあとに遊んでみるのも良いかもしれない。

 

甘城ブリリアントパーク【おすすめ度B】作者:賀東招二 全8巻(未完)

 フルメタの作者である賀東招二が書いたラノベ。個人的にはフルメタの方が面白いがこの作品も良作。この物語の主人公である可児江西也がヒロインの千斗いすずと共にダメ遊園地と悪名高い甘城ブリリアントパークを再建していくストーリー。

    シリアスのないラブコメとして推したい作品。遊園地再建の策は、はっきり言ってお粗末である。なので遊園地経営の話として読むのではなく、ラブコメとして読むことをおすすめする。

 

 ミニッツ【おすすめ度B】作者:乙野四方字   全5巻(完結)

     異能と心理ゲームを混ぜた小説。主人公の相上櫻は1分間相手の心を読む(デメリットあり)という能力をもつ。そんな主人公が生徒会長を目指し、様々な心理バトルに挑む。

    少し荒削りな印象を受けるが、かえってそれもいいアクセントとなっている。心を読むことができるというチート染みた能力に関わらず、中々上手くいかないのも面白い。難点を挙げるとすれば、一巻の「馬鹿と天才ゲーム」だけは色々とツッコミ所があり、落胆する人もいるかもしれない。あくまで心理ゲームを軸としたラブコメだとして読むべき。巻数は少ないので、一度買ってみるのもいいかもしれない。

 

 ようこそ実力主義の教室へ【おすすめ度B】作者:衣笠彰吾 全7巻(本編6巻、未完)

 発売当初からやたら推されていたラノベ。アニメ化もされた。事なかれ主義を自称する主人公、綾小路清隆が本当の実力を隠しながら最底辺であるⅮクラスをAクラスに押し上げるために、他クラスと頭脳戦を繰り広げる。

 つかみどころのない主人公と個性に富んだ登場人物が魅力。種明かしのシーンも納得できるレベル。ラノベの優等生と言える作品。アニメが面白いと思った人は原作も読んでみてほしい。

 

俺のこと好きなのはお前だけかよ 【おすすめ度B】 作者: 駱駝  全6巻(未完)

 巻が進むほどに増えるヒロイン。しかしメインヒロイン以上に掘り下げられる主人公の親友役である「サンちゃん」。ハーレム物でもラブコメとも言えないこの作品。好みは分かれると思うが、自分的には大好きな作品。ハーレム物もラブコメも飽きたという人はこの本を読んでみるのも良いのかも・・・。

 

僕は友達が少ない【おすすめ度C】作者:平坂読 全14巻(本編11巻、完結)

    アニメ化されたこの作品。主人公の羽瀬川小鷹と残念な美少女とのドタバタラブコメ

    いわゆるハーレム物である。コメディーの部分は面白い。序盤、中盤はとても楽しく読めた。しかし、終盤に失速した。

 

 〈あとがき〉

書いてて、気づいてしまった。「あれ?俺ってもしかして有名どころしか読んでない?」

・・・・

同じ作者の作品を除くと、紹介、評価できる恋愛、青春系のラノベはあと15~20作品程度です。その他に自分が読んだ恋愛、青春系のラノベは紹介できるレベルではありませんでした。

この他に【ファンタジー系】【バトル系】のラノベの紹介、評価したものを本ブログで掲載する予定です。